「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理
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お鍋とセットで、是非 |
鍋のレビューにも書きましたが、モエル(骨髄)を入れない料理をフランスではポトフと呼称しません。 他にも似たようなルセットが散見され、厳密には本著の通りでは 「本当のフランス料理」は作れません。 それは著者の平野由希子さんが一番よくご存じの筈です。 しかし、私たちは何でも食べる日本人ですからね。 フランス「風」料理や和食、エスニック風とくにナンプラーを使った料理などは思いもよらず、 著者のアイディアと研究熱心な様に素直に脱帽します。 たしかに、ル・クルーゼを用いなくとも作れる料理はありますが、 多くの先達たちが指摘しているとおり、 ル・クルーゼを使えば失敗するリスクを減らすことが出来ます。 更なる料理上手を目指すなら、本書とル・クルーゼの鍋は必携と言えるでしょう。
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ポイントは、ルクルーゼだとどう作るのかにある |
このレビューで高評価ですから、いまさら、という感じもしますが、 一点述べておきますと、たしかにルクルーゼじゃなくても作れる料理が 出ているのはもちろんで、それは他のルクルーゼ本でも大体そうです。 端的に言えば、米だった炊けるわけで、それは電気がまでも出来るわけです。 しかし、こうしたルクルーゼ本は、ルクルーゼならではの、野菜から水が出てきて、 それを逃さないとか、熱が全体に回りやすいためにたとえばジャガイモなども 煮崩れしにくくほっくりやわらかくなるという特徴を最大限に生かすには、 水を加える量、調味料の量をどのように変えるのがいいかを検討している 本だということです。 ありふれた料理が取り上げられているからダメだとか、他のものでも作れる という批判は当たらないし、書物の趣旨を把握していないものではないか と思います。 別にこの本だけに限った話ではなく、初めてルクルーゼを買ってみて使い、 美味しいと思ったけど、いままでとどう変えるともっと美味しさを引き出せるのか という疑問を持つような方であれば、こうした本はやはり力になってくれるのです。

